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2003年12月24日(水)
一風堂に行くならイブの日

 今日は御存知のようにイブ。繁華街は人でごった返すと知っていながら、7時の渋
谷に行ってしまった。目指すは東横の地下、フードショー。いわゆるデパ地下の食料
品街だ。

 まず、入り口に近づくと、デパートの外まで続く長い列。そう、クリスマスケーキ
の列。私の見たところでは、トップスが長かった。あの時間に、観察していれば、ど
このケーキが人気があるか一目瞭然だね。本当はゆっくり見ていたかったのだが、夕
食をうちで食べようとしていたので、急ぎ、野菜売り場へ。
 1年中で一番消費生活が活発なんじゃないかと思っちゃうほどの混み。いつもより
もレジの数増えてたもんね。
 鶏の焼いたのが並んでいるのもイブの特徴。
「値段下げちゃうよ。5000円を3000円。明日になったら売れないんだから、
なんと、4割り引き!!」
 という掛け声もかかっていた。きっと、閉店の9時に近づけば、もっと下がるんだ
ろうな、なんて考えながら、イブらしくない、スキヤキの材料を買って一路我が家へ。
(だって、お肉が御歳暮で来たのだもの。)

 帰り道にある人気の博多ラーメンの店、一風堂がある。いつも列があるのに、今日
は並んでいない! そういえば、去年もそうだった。やっぱり、イブは中華じゃない
んだ。あっ、それとも、イブくらいは、ラーメンよりももうちょっと豪華にと思う人
が多いのだろうか。

 以上、食いしん坊な土岐小百合のイブ雑感でした。

2003年12月22日(月)
紅茶染めのピンクの菊

家のマンションの前に花屋がある。

今日入ったらば、まっさきに菊に目がいった。
菊を売っているというと、お墓の横の花屋みたいだが、さにあらず。
アンティークの家具の上に、花瓶が並ぶ、小さいけれど、趣味のいいお店。
ここには冷蔵庫みたいなガラスケースはありません。
枝ものや葉ものがいつも充実。盆栽も揃っている。
今は季節柄、壁にはリースが並ぶ。
ちなみに、いつでも赤バラがあるところではありません。
なまえは『ガレージ』です。

ここに菊があるなんて初めてではないだろうか。
でも、違和感はない。
色がイイのだ。薄いピンクをちょっと紅茶で染めたような微妙な色。
形はよくある菊なのだが、色が変わっただけで、印象はまるで違う。
洋にも合う。
今年の新作らしい。
菊はきれいな形だし、長もちするし、いい花なのに、葬式花の印象が強くなってしまっ
て、可哀想と思っていたところだったので、ちょっと嬉しい発見だった。

今、パソコンの前にその菊は咲いている。

2003年12月21日(日)
ザッハトルテとコーラ

今日は不思議な人を見た。
渋谷の喫茶店で、アメリカンを飲みながら考え事をしていると、後ろの席に30くら
いのちょっと横柄な感じの男性が急ぎ足で入ってきた。

「ここのケーキは何がおいしいの?」
かれは、高圧的に聞く。
「お客さまのお好みもありますので・・・・」
ウエイターが、ていねいな応対をすると、それを遮るように
「飲み物はコーラ。急いでるから早くね。
えーっと、チョコレートのケーキ」
「ザッハトルテでございますね」
「コーラ急いでね」
彼はせわしなく注文する。

ほどなく、コーラが来て、少しすると、ケーキが来た。
そして、ものの5分も経たずに彼は席をたった。
姿が見えなくなってから、後を見ると、ケーキはきれいになくなり、コーラは半分残っ
ていた。

彼はよほど、ケーキが食べたかったのか。
それも、隣がドトールだったことから考えて、まともなケーキが食べたかったのか・・・・。

そして、最終的にわかったことは、この出来事を私がとても楽しんでいるということだ。

2003年12月15日(月)
沖縄に行ってきた

  沖縄に行ってきた。
2泊3日、ぼーーっとしてきた。
ぜいたくな日々だった。

歩き回った。

蝶が飛び交う道を歩いた。
星砂のある砂浜を歩いた。
夕日がきれいなはずだった桟橋を歩いた。
白い珊瑚のしいてある道を歩いた。
ごつごつした岩場の上も歩いた。
はだしになって湿った白い砂の上を歩いた。
海に中にもちょっと踏み入れた。
マングローブのしたの泥んこの中も歩いた。
その泥の中にいるしじみを探すために、つま先で泥の中を探りながら歩いた。

贅沢な3日だった。
 

2003年12月7日(日)
10年経った!

 1993年12月10日、これが、週刊『TOKIのことば』の創刊日である。それか
ら数えると、先週投函した号で10年目が終わり、今週から11年目に入る。

 いやーーー、我ながら、よく続いた。土岐小百合を50年近くやってるって言っちゃ
えばそれまでだけど、最初に勤めた出版社も7年でやめたし、次の丸ノ内のOLは8ヵ
月でやめたし、最初に作った編集プロダクションも3年くらいだったかな、他の人に
任せてしまったし、『デジャ=ビュ』を出していた出版社も3年くらいでゆずっちゃっ
たし、映画の宣伝も何本かやったけど……。

 小学校の同級生で、いろいろ習い事をしている子がいた。次から次に習うものを変
えるのだ。長続きしないのは辛抱が足りない、飽きっぽいのはよくない、と親御さん
は嘆いているのだろうなと思っていた。ところが、彼女のお母さんは違っていると知っ
て驚いた。続くものが見つかるまで、どんどん新しいものをやった方がイイと言うの
だ。これは見識だ!

 確かに続くものは続くのだ。それしかいいようがない。39年才にして、出会った
というのは、早いのか遅いのか。ウチは長生きの家系だから、あと、40年はいける
だろう。

さて、11年目の記念すべきことばを考えようっと。

2003年12月6日(土)
ちゃくちゃく準備

 ウチの近所の桜の並木も、やっと葉が茶色くなりました。木によっては、丸坊主。
やっぱり、冬は丸坊主の桜の方がいいですよね。でも、なかなかそうはいかない。こ
の何年かは葉っぱがついたままの木が増えた気がします。それを見る度に、ちょっと
不安になります。

 さて、展覧会に向けて、ちゃくちゃく準備しています。といっても、私一人では何
も出来ないので、今回は裕樹さんに助っ人を頼みました。彼はいま、建築を学ぶ大学
生。娘のアウラの高校時代の演劇部の先輩です。彼の作ったポスターを見て、上手い!
と思って、まず、つれあいが名刺を頼みました。今回は私が展示を一緒にやってもらっ
てます。私はアイデアを言っただけで、後はおまかせ。切ったり、張ったりもお願い
してあります(大道具もやっていたのでした)。ぜひ、彼のサイトを見てください。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ishiyam/

505枚の葉書を使ったインスタレーション、どんな、展示になるか、乞う御期待です。

で、今日はここまで。
ではでは。

2004年1月1日(木)
「見る」の再発見

 昨日は私が理事をやっているダイアローグ・イン・ザ・ダーク
(http://www.dialoginthedark.com/)の打ち合わせだった。来年の夏の開催へ向け
て、準備をしている。

 このプロジェクトは、人工的に真の闇を作り、視覚障害者のアテンドのもと、その
空間を体験するというもの。内部には、木や花、流れる水、自動車など日常生活でよ
く出会うアイテムが置かれている。それらを、視覚を遮られた状態で感じられるのだ。
詳しくはHPを見てください。

 ダイアローグ・イン・ザ・ダークに参加したおかげで、私は生まれて始めて目の不
自由な人と一緒にご飯を食べた。最初はどうしたらいいかわからないのだけれど(緊
張しやすい質なのです、こう見えても)、だんだんと慣れてくると、まず、食べ物の
説明をすればいいのだとか、好きなものを聞きながら、取り分ければいいのだとか、
お皿を置く時は、一声かけてありかを教えた方がいいのだとかわかるようになる。そ
うなると、緊張をしないで、一緒に楽しくご飯が食べられるようになる。

 彼らと一緒にご飯を食べると、お皿を持ち上げるという一つの行動も視覚を使って
やっていることに気づく。無意識に行っている自分の行動について見直すことができ
る。見ることについて、意識的になれる。
 と、同時に、「これはマグロですね」などといいながら、おはしできれいに食べて
いる彼らと一緒にいると、視覚に頼らない分、彼らが持っている味覚や触覚、嗅覚、
聴覚などの能力の高さについて驚かされるのだ。昨日の夕食も、そんな楽しい一時だっ
た。

で、今日はここまで。
ではでは。

2003年12月2日(火)
ことばより中華!?

こんばんは。
街にクリスマスのディスプレイが増えてきました。師走ですね。
私は楽しく、展覧会の準備をしています。

今度の会場も、食事をしたり、お茶やお酒を飲んだりして、ゆるゆるとできるスペースです。
前回のカジマでは、まいにち鍋を食べていましたけど、今回は中国料理。寒い季節にはぴったりですよね。この10年いろいろやってみて、私が作りたいスペースは、おいしいもののある所で、『TOKIのことば』についておしゃべりできるところなんだと確信しています。

黙って、かしこまって、見てほしくはないのです。リラックスしてほしい。その為には、温かい食事は重要です。

いろいろな人がやって来るところがいい。私とそして誰かとおしゃべりしてほしい。
『TOKIのことば』の代表作? 『批評より利用』じゃないけれど、『TOKIのことば』をどんどん会話の中で使ってもらえたら嬉しいです。

そして、長く滞留してほしい。500余枚のことばは、一度読んだだけでは、全部を体感できません。他の話をしたり、お酒を飲んだりして、ふっと、もう一度見直すと、新しい発見がある。そういう量です。

で、今日はここまで。
ではでは。

2003年12月1日(月)
はじめまして。

  はじめまして。土岐小百合です。ようこそ、ときたまワールドへ。
このコーナーは、ときどき不定期に、でも、なるべくしょっちゅう、土岐小百合が日記を書いてみようというものです。どうぞ、ご愛読を。

もう、『TOKIのことば』を週刊で作り出して10年目も終わり間近か。2003年12月11日には11年目に突入!! というタイミングで『ときたまサイト』が正式オープンにこぎつけました。嬉しいです。

アートディレクションをしてくださったミルキィ・イソベさん、HPを作成してくださった諸橋博子さんに感謝です。

そして、今日はウレピイお知らせがあります。『TOKIのことば 1993-2004』 の開催が決定しました。要綱は下記の通りです。

『TOKIのことば 1993-2004』
2004年1月21日(水)- 2月4日(水)日祝休み
12:00-22:00
EX-LOUNGE AKI-EX(表参道)
03-3499-4254
港区南青山5-4-44
http://www.exlounge.com

ここは一階がおいしい広東料理のお店。2階が多目的スペースになっています。もちろん、食事をすることも可能です。その2階で、今回は展示をします。 見るだけならば無料です。

今まで作った500余枚のことばを眺めながら、ことばを肴に、中華を食べ食べ、老酒を飲み飲み、おしゃべりをしましょう。

で、今日はここまで。
ではでは。 

 
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